引っ越しました。土台だけ・・・

引き続きnashです!

 

そうそう、先月スカラ農場にて遭遇した家腐り現場ですが、じつはあのあと土台をぶっ建てて、念願の農民プレイ(*注)をしようとひとりほくそ笑んでいたのですが、なんと・・・くろねこ図書館跡地に建っていたお宅がきれいさっぱり消えておりました。

いつかきっとオーナー様と交渉しようと思っていたけど、まさか家が消えるとは思ってもおらず、急に選択を迫られました。農民プレイを取るのか、夢の跡に固執するのか。

 

逡巡しました。

 

簡単な話、アカウント増やせばいいじゃない?

いやしかし・・・少ないリソース(お小遣い)の配分はよくよく考えないと・・・

 

土地余りの現代、こんな辺鄙なところに居を構える者などそうそう多くは無いのです。

あのスカラの土地ですら、だれも手を付けようとしない。

ゆっくり考えたっていい。

でものんびり構えるわけにもいきません。

だって、この場所は他には替えることのできない思い出が沁み込んでいるのだから。

 

で、結局農場を諦めて、図書館跡地に土台を建てました。

スカラでもらった花は、ここに飾ることにします。

僕はまだ、夢の続きを見たかったんだなぁ。

 

 

 

*注)

「念願の農民プレイ」とはnashがウルティマオンラインを初めて知ったきっかけ。

とあるラジオ放送で、アメリカの新作ゲームがものすごい!と紹介していたのがウルティマオンラインだった。ディアブロとは違って、戦うだけじゃない、自分の好きなキャラクターを好きなように育て、その世界の中で生きることができる、というような内容だったと思う。パーソナリティの方が実際にプレイしたレビューだったろうか。

 

その話の中で、農民プレイもできる!と言っていたのを聞いて、僕は衝撃を受けたわけです。ゲームなのに農民!?それにたくさんの人と触れ合える!?

マリオやドラクエ、FF、WIZが一世風靡した時代に生きた僕にとって、ゲームとは常に何者かとの対立、戦いの果てに何かを手に入れるというような認識だったために、戦わない農民ってなんだ!?たくさんの人ってなんだ!?AOEか?と思ったわけです。

 

それからというもの頭の隅から「農民プレイ」が離れず、しかしゲームの正確なタイトルが判らなかったので、暇を見つけては本屋でゲーム本を漁る時期がありました。

その時に偶然見つけたのが「ウルティマオンライン」の攻略本?でした。

モンスターの画像と特徴、スキル制についてなど、いままで見たことのないもののオンパレード!ゲームを始める前に攻略本にのめり込むという逆転現象を経験し、どうにかこうにかウィンドウズPCを購入(当時は仕事で使っていたノートPCしかありませんでした)し、この世界へとフルダイブすることになったのです。。